中瀬沼探勝路・レンゲ沼探勝路

今日は日差しの薄い、僅かに雪のちらつく曇空でしたが、それでも雪の照り返しは眩しかったです(サングラスがあると良いでしょう)。
今日の午前中に中瀬沼探勝路レンゲ沼探勝路を歩いてきました。
自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます。

今回のスタートとゴールは、裏磐梯サイトステーションです。
今日はトレース(他のひとの踏み跡)が付いていましたが、思い思いの方向にトレースが付いています。
慣れていないひとは、自分がどこを歩いているのか、地図やGPSなどで確認しながら歩きましょう。

探勝路の様子


裏磐梯サイトステーション
今回のスタートとゴールである裏磐梯サイトステーションです。
ここで周辺の自然情報について勉強してから、歩き始めると良いでしょう。


レンゲ沼
サイトステーションの目の前にあるレンゲ沼は結氷して、雪が積もっています。
溶けかかっているところもあるので、湖面を歩くときは注意しましょう。


看板
雪に埋もれていることもあります。


雪が積もった木道
レンゲ沼周辺や川沿いには木道があります。
まだたくさんの雪が積もっているので、踏み外さないように気を付けましょう。


中瀬沼の展望台
しばらく歩くと展望台が見えてきます。天気が良ければ中瀬沼の奥に磐梯山が望めます。


姫沼
こちらも凍結し、雪が積もっています。

生き物たちの様子


オニグルミ(クルミ科)
ようやく芽が出てきました。羊の顔に角が生えているようにみえますね。


ツグミ(ヒタキ科)
もうすぐ北に帰ってしまう冬鳥の一種です。探勝路のいたるところで鳴いていました。


トウホクノウサギの足跡
主に夜に活動するので姿はなかなか見られませんが、足跡やフンなどの痕跡はたくさん見つかります。


ヤママユガ科の仲間の繭
ヤママユガの繭だと思われます。中身は空です。
秋の終わりごろに繭から出て成虫になり、卵を産みます。冬は卵の状態で過ごします。

暖かくなり、いよいよ春が来ると思った矢先に、また雪が降ってしまいました。やはりまだまだ油断はできませんね。
裏磐梯に遊びに来る際は、いつ雪が降ってもいいようにスタッドレスタイヤなどの準備を怠らないようにしましょう。

◇なかじま◇