五色沼自然探勝路

裏磐梯もだんだんと春に近づいてきたとはいえ、まだまだ雪が積もっています。
毎日少しずつ解けていますが、今シーズンは積雪量が多かったので、ゴールデンウイークにも雪が残っているかもしれません。
さて、まだまだ雪道を歩かないと見に行けない五色沼の様子をお伝えします(自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます)。

探勝路の様子

五色沼自然探勝路は「ビジターセンター側(東側)」もしくは「裏磐梯物産館側(西側)」から歩き始めます。
雪が積もっている/積もっていないに限らず、探勝路(歩いていく道)ですから車では行けません。
どちらから歩いてもほとんど高低差はないので、路線バスの時刻表や都合に合わせて選びましょう。

1.ビジターセンター側から歩く場合


ビジターセンター側の入口

ビジターセンターの建物の右側を進んでいきます。


分岐①
日本赤十字の石碑を見つけたら、その右側を進んでいきます。
夏場は売店のほうまで行けますが、このシーズンは落雪や除雪作業が行われていて危険です。
必ず石碑の右側を通って迂回するようにしてください。


分岐②
キャンプ場の近くでまた分岐があります。
左に行くと毘沙門沼のほとり、真っ直ぐ行くと高台に出られます。

2.ビジターセンター側から歩く場合



裏磐梯物産館側の入口
物産館の正面右側にある階段(雪が積もっているので注意!)を降ります。
そのまま柳沼のほとりを真っ直ぐ進んでいきます。

3.注意が必要な場所



探勝路は雪道
探勝路にはまだまだ雪が積もっています。
スニーカーなどで歩くと足が濡れるので、スノーブーツや長靴で歩きましょう。


ぬかるみ
雪が解けている場所はぬかるみができています。


展望台
展望台を登る階段に雪が積もっていて滑ります。
利用する際には、細心の注意を払ってください。


木道
木道に積もった雪が中途半端に解けており、滑ったり踏み外す恐れがあります。
木道部分やその周辺を歩く際には、細心の注意を払ってください。

五色沼湖沼群の様子


柳沼


青沼


瑠璃沼(るり沼)



弁天沼


竜沼


深泥沼(みどろ沼)


赤沼



毘沙門沼

生き物たちの様子


カルガモ(カモ科)


ヨシガモ(カモ科)


キンクロハジロ(カモ科)


ホシハジロ(カモ科)


ダイサギ(サギ科)


オオバン(クイナ科)

五色沼を覆っていた氷はほとんど解けて、美しい湖面が姿を現しました。
水鳥たちはその上を気持ちよさそうに泳ぎ、周辺の木々ではカラ類などの小鳥たちがさえずっています。
寒い冬を耐え忍んできた鳥たちは、私たち以上に春の訪れを喜んでいるに違いありませんね。

◇おおひら◇