裏磐梯(国立公園)の魅力

国立公園とは?

日本を代表する自然の風景地として、自然公園法に基づいて国が指定するものです。日本では現在34の国立公園が指定されています。国立公園では、貴重な自然景観や、動植物の多様性を保全するために、人の利用活動との調和が図られています。例えば地種区分(特別保護地区、特別地域、普通地域など)により工作物の設置や樹木の伐採といった人の活動に対する制限や、自転車やスノーモービルといった車両の乗り入れ規制などが行われています。

ビジターセンターとは?

国立公園の自然や歴史を知り、より深く自然とふれあえるように、全国の国立公園にはビジターセンターが作られています。
現在、全国には67のビジターセンターが置かれ、各公園の自然解説、自然保護思想の普及啓発、公園の利用に関する情報提供を主な目的としています。

磐梯朝日国立公園について

1950年9月5日に指定された日本で2番目に広い国立公園です。山形、福島、新潟の3県にまたがっており、「磐梯吾妻・猪苗代地域」、「出羽三山・朝日地区」、「飯豊地域」の3地域からなります。朝日連峰や飯豊連峰をはじめとする森深い山々、磐梯山や吾妻山といった迫力の火山地帯、豊かに水を湛える猪苗代湖や美しい水の色を呈する五色沼などの湖沼と、たくさんの魅力にあふれています。

裏磐梯の魅力 ―磐梯山―

猪苗代湖の北にそびえ、日本百名山にも数えられる標高1,816mの火山です。明治21年(1888年)に水蒸気噴火を起こし、発生した岩屑なだれが河川をせき止めたため、裏磐梯には桧原湖をはじめとする300余りの湖沼群が形成されました。

ミヤマキンバイの群生やミネザクラを見ることができるほか、山頂付近ではバンダイクワガタなど希少な高山植物が生育しています。

裏磐梯の魅力 ―雄国沼―

猫魔ヶ岳、古城ヶ峰、雄国山などの山々に囲まれた標高1,090mの湖沼です。猫魔ヶ岳の噴火によってできたカルデラ湖で、雄国沼湿原植物群落は国の天然記念物に指定されています。

ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、トキソウ、サワランなどが咲き、中でもニッコウキスゲは、日本一の密度で生育しているとされています。