猫魔ヶ岳やまびこ・雄国せせらぎ探勝路
昨日(6/17)に「猫魔ヶ岳やまびこ探勝路」と「雄国せせらぎ探勝路」を通して歩いてきました。
八方台駐車場からスタートして、雄子沢口の駐車場をゴールとするルートです。
自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます。
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探勝路の様子
八方台~雄国沼までの探勝路
少し急な登り下り、ぬかるみ、沢を越えるところがあります。
特に雨の多いこの時期はぬかるみの多発や沢の増水にお気を付けください。
今回はトレッキングシューズで歩きましたが、靴下までどろどろになってしまいました。
街歩き用のスニーカーなどでは危険なので、きちんと山登り用の装備を整えましょう。
猫石
猫魔ヶ岳の山頂から少し雄国沼方面に進むと、猫石があります。
かつて化け猫が住んでいたと云われています。
猫石からの眺め(画像は雄国沼)
東側に猪苗代湖、西側には雄国沼が見えます。
雄国沼休憩舎
猫石から下ってしばらく行くと、休憩舎があります。
トイレもあります(チップ制です。ご協力おねがいします)。
金沢峠
喜多方の田園地帯や雄国沼を見ることができます。
今年は昨年の豪雨の影響で喜多方~金沢峠間のシャトルバスは運行していませんが、歩いて峠までは行くことができます。
雄国沼と雄国沼湿原
レンゲツツジの赤いお花が目立ちます。
ニッコウキスゲ、コバイケイソウのお花はまだほんの少しだけでした。
雄国沼湿原~雄子沢口までの探勝路
雄子沢川沿いのブナ林のなかを行く道です。
こちらも小さな沢を渡るところがあります。
6/17~7/9の間、雄子沢駐車場は封鎖されています。
詳しくはこちらをご確認ください。
生き物たちの様子
マイヅルソウ(キジカクシ科)
ユキザサ(ユリ科)
タニウツギ(スイカズラ科)
ハクサンシャクナゲ(ツツジ科)
キツネノボタン(キンポウゲ科)
オオヤマフスマ(ナデシコ科)
ホウチャクソウ(イヌサフラン科)
ガクウラジロヨウラク(ツツジ科)
ツマトリソウ(サクラソウ科)
ヒオウギアヤメ(アヤメ科)
ゼンテイカ(ススキノキ科)通称:ニッコウキスゲ
コバイケイソウ(シュロソウ科)
レンゲツツジ(ツツジ科)
ヒメアオキ(アオキ科)
ヤマキマダラヒカゲ(タテハチョウ科)
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雄国沼湿原のニッコウキスゲはまだ、ほとんどが蕾です。
もちろん雄国沼湿原にはキスゲ以外にも多様なお花が咲いていますので、
ニッコウキスゲのシーズンになり、人が多く訪れる前に湿原のキスゲ以外のお花をみてまわるのもおすすめです。
去年のニッコウキスゲのシーズンの記事はこちら
→2022年6月23日(咲き始め)
→2022年7月6日(満開)
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◇なかじま◇