イエローフォール

今日は晴れたり曇ったりのお天気ですが、風がなく穏やかです。
今年も3月に入り、イエローフォールの見ごろも終わりに近づいてきました。
さて、そんなイエローフォールの様子はどうでしょうか?(自然情報はこちらのPDFからもご覧になれます)。

出発準備

スノーシューは必須です。
風が吹いたり、リフトの乗っているときは寒いので、しっかりと防雪・防寒対策(レインウェア、防寒着、帽子、手袋など)を行ってください。
また、温かい飲み物や行動食なども準備しましょう。

また、初めて歩くひとは、イエローフォールまでの道のりを知っているひとと一緒に歩きましょう。
決まった道がなく、トレース(先に歩いたひとの踏み跡)があっても思い思いの方向に続いていることがあります。
迷う可能性があるので、地元のガイドさんと一緒に歩くことをオススメします。
地元のガイドさんは裏磐梯観光協会で紹介してくれます(℡ 0241-32-2349)。

イエローフォールのおおまかな位置やルートは、上記の自然情報のPDFも参考にしてください。

イエローフォールまでの道のり

裏磐梯スキー場からスタートです。
リフトを使って途中まであがっていくと便利です。


裏磐梯スキー場スキーセンター
ここでリフト券を購入しましょう(山頂往復券 ¥1,500)。


裏磐梯スキー場のリフトに乗っている様子
リフトをふたつ乗り継いであがっていきます。


リフトの終点から望んだ景色
裏磐梯を一望できます。真っ白な桧原湖が見えていますね。


案内板
近くにある案内板の方向に進みましょう。
磐梯山ジオパークの看板が雪に埋まっていました。


林への入口
林の中を抜けて、銅沼に向かいます。
どこを歩いても良いのですが、今回はトレースがついていたので、それを追っていきました。



銅沼の案内板(上)と銅沼のうえから望んだ磐梯山(下)
磐梯山ジオパークの銅沼の案内板を見つけたら、目の前が銅沼です。
湖面が結氷して雪が積雪しており、歩いて渡ることができます(より暖かくなってきたら、その限りではないので注意!)。



銅沼を渡った先(上)と落ち込み(下)
ここは雪がない時期には岩がゴロゴロしているところです。
ところどころに落ち込みがあるので、落ちないように十分注意してください。

イエローフォールや磐梯山の様子

銅沼の先を歩いて行き、丘を越えると、その向こうにはイエローフォールが待っています。



イエローフォール
裏磐梯の冬の風物詩、イエローフォールです。
最近は暖かい日が続いているので、色が薄くなってきました。
今シーズンの見ごろもそろそろ終わりに近づいてきた感じがします。



磐梯山
青い空に映える白い磐梯山は、夏場と違った美しさがあります。
下の画像はクリックするとより大きな画像で見ることができます。



櫛ヶ峰(上)と天狗岩(下)
大磐梯の東側にそびえる櫛ヶ峰と天狗岩です。

生き物たちの様子

だんだんと暖かくなって、植物たちも春に向けて準備を進めています。
冬芽は日を追うごとに膨らんできているように見えます。


オニグルミ(クルミ科)


ダケカンバ(カバノキ科)


ウリハダカエデ(ムクロジ科)



岩に着生する実生
厳しい環境でも、植物たちは頑張っています。

ゆっくりではありますが、少しずつ春の足音が近づいてきています。
それでも裏磐梯にはまだまだ雪がたくさんあり、ときには天候が荒れることもあります。
天気予報を確認し、しっかりとした防雪・防寒対策をしたうえで、スノートレッキングを楽しみましょう!

◇おおひら◇