桧原湖畔探勝路

7月10日に「桧原湖畔探勝路」の巡視に行ってきました。
天気予報を確認して雨が止んだところで出発しましたが、一時は強い雨の中歩くことになりました。
平坦な探勝路なので傘を差しながら歩くことも可能ですが、レインウェア上下があると安心です。
自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます。

⚠7月11日(スタッフが歩いた翌日)にクマと遭遇した歩行者がケガをする事例が発生しています。7月12日も周辺でクマの目撃情報がありました。
裏磐梯地域はクマの生息地です。桧原湖畔探勝路にかぎらず、散策時は注意しましょう。

7月12日 16時現在、桧原湖畔探勝路は通行止めとなっています。





探勝路の様子


南側入口 駐車スペース
国道459号を磐梯山噴火記念館から約700m桧原湖方面に進んだところにあります。
未舗装の道を進むとすぐに2台分、この先に4台分の駐車スペースがあります。路線バスでは「長峯舟付」バス停になります。

南側入口

写真左(車止めがある方の道)に進みます。



吊り橋
南側入口から約2km,北側入口から約2.4kmの地点にあります。探勝路を通り抜けないで途中で戻る場合の折り返し点になることが多いようです。冬期間は板が外され通行禁止になります。


舗装された探勝路
刈払いがしてあり、歩きやすい状況でした。全体的にほぼ平坦です。


探勝路入口(終わり)




桧原湖畔探勝路の北側入口はキャンプ場の敷地を通ることになります。
車の通行に注意しましょう。



北側入口
裏磐梯サイトステーションの一本北側の道を通り、2号線に出ました。



探勝路沿いの植物


オオウバユリ(ユリ科)



マイヅルソウ(キジカクシ科)
実ができています。


ドクダミ(ドクダミ科)


ウツギ(アジサイ科)
「卯の花」とも呼ばれます。梅雨入り前の長雨を表現する言葉で「卯の花腐し(うのはなくたし)」といいます。


オニノヤガラ(ラン科)
葉緑素を持たない腐生植物で、ナラタケと共生関係があります。



裏磐梯サイトステーション~小野川湖入口(国道459号)間の路線バスがなく、村のコミュニティバスも運行本数が少ないので、通して歩く際は時刻表(磐梯東都バス村コミュニティバス)を十分に確認の上、計画してください。

⚠7月11日にはクマと遭遇した歩行者がケガをする事例が発生しています。
裏磐梯地域はクマの生息地ですので、どの場所においても、散策時は注意しましょう。

◇ たかしま ◇