レンゲ沼・中瀬沼探勝路・休暇村探勝路
今日は薄い雲が上空を覆ったなか、レンゲ沼・中瀬沼探勝路と休暇村探勝路を歩いてきました。
ビジターセンターの正午の気温は6.5℃、積雪は96cmでした。
スノーシュー、防水性のトレッキングシューズ、スパッツ、上下レインウェア、防寒着、帽子、手袋などの防水・防風・防寒対策をおこない、温かい飲み物や行動食なども準備するとよいでしょう。
まだまだ雪が深く、探勝路が分からなくなっているため、道に迷う危険性があります。地元のガイドさんに
案内していただくことをおすすめします。
まず最初はレンゲ沼・中瀬沼探勝路です。
↓出発地点は、雪に覆われたレンゲ沼越しに磐梯山を見ることができる「裏磐梯サイトステーション」です。
レンゲ沼の上は今日は歩いて渡ることができました。
↓進んでいくと、雪に埋もれた探勝路マップを発見しました。まだまだ雪が残っています。
↓曇っていても美しい景色が見られる中瀬沼展望台からの眺め。
↓中瀬沼では遠くからではありますが、ミコアイサを確認することができました。凛とした白色が綺麗です。
↓探勝路を歩いていると、時々道に覆い被さっている木があります。下を潜る場合も、
十分に注意して安全に進んでいきましょう。
↓更に今日は熊棚らしきものを発見しました。熊棚とは熊が木の実を食べるために木に登って枝を折り、
体の下にまとめた跡です。
次に休暇村探勝路です。
こちらの探勝路は道幅が広く、歩きやすい印象です。
↓少し歩き開けた場所に着くと、ウグイスのさえずりを聞くことができました。もう春なのだと実感しました。
↓こちらの探勝路を歩いていても鳥に出会うことができました。ホオジロです。この鳥は木のてっぺんなど
目立つところで鳴ていることが多いので見つけやすいです。
↓磐梯山はどこから見ても綺麗でした。
美しい景色を見たり、生きものや生きものの痕跡を見たりと、とても充実したトレッキングでした。
今日は雪が固くしまっていたため、スノーシューは履きませんでしたが、これからの季節は積もった雪が溶けて、足がとられやすくなっていきます。スノーシューを履いて、しっかりとした装備でのトレッキングをおすすめします。
◇さはらん◇
※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯では、近年クマだけでなく、イノシシも生息し始めました。十分注意しましょう。 どちらも目撃したら、当センターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)
※イベント「わくわく散歩」「スライドトーク」常時実施中です!わくわく散歩では、スノーシュー体験ができます。
※スノーシューや長靴、双眼鏡、クマ鈴をレンタルしています。料金等の詳細はお問い合わせください。