磐梯山(八方台ー裏磐梯)

昨日は、磐梯山を八方台登山口から登り、裏磐梯スキー場に下山するルートを歩きました。
ビジターセンター正午の天気は晴れ、気温は26.1℃でした。

なお現在、磐梯山の川上登山口登山道は工事のため、通行止めとなっています。
ご注意ください。

登山靴がおすすめです。
上下レインウエア、ザックカバー、クマ鈴、タオル、帽子を準備しましょう。
また、水分やカロリーの補給も忘れずに行いましょう。
歩いていると暑さを感じましたが、山頂付近では風が強くて体が冷えました。
体温調節ができる服装の準備も必要です。

↓八方台登山口

↓少し歩くと中ノ湯に到着です。

中ノ湯を過ぎると、登りが続きます。
また、1ヶ所道の脇が崩れているところがありました。
注意して歩きましょう。

↓崩れているところ

中ノ湯から弘法清水の間では色鮮やかな花を見ることができました。

↓クルマユリ

↓ヤマホタルブクロ

↓タマガワホトトギス

弘法清水から磐梯山山頂までの登山道は狭いため、混雑時は譲り合いながら歩きましょう。

↓弘法清水から山頂までの登山道の様子

弘法清水から山頂までの登山道は急登です。

山頂付近でも花が見られました。

↓タカネナデシコ

↓イブキジャコウソウ

↓山頂は生憎の天気で、景色は楽しめませんでした。

山頂から下り、火口壁を通り裏磐梯スキー場を目指します。

↓火口壁からの景色

桧原湖と銅沼を同時に楽しめました。

↓登山道の様子

↓火口壁の急な道を下り、火口底を目指します。

場所によっては鉄筋のアーチが多数埋めてあります。
掴まりながら慎重に下りるようにしましょう。

急な道を下りきると、ガレ場に出ます。雨が降ると足跡が消えやすい場所です。
赤リボンやトラロープ、石のペンキをたより進みましょう。

↓ガレ場の様子

↓ガレ場からは雄々しい火口壁を見上げられます。

ガレ場からもう一度森の中に入り、進んでいくと裏磐梯スキー場に到着です。

↓裏磐梯スキー上のゲレンデと桧原湖

八方台から磐梯山山頂に登り、火口壁を通って裏磐梯に降りてくるこのルートはハードなコースです。
ですが、様々な植物や磐梯山の雄々しい火口壁、噴火の跡などを間近に見られる
見所満載のコースでもあります。
ぜひ、万全の装備を整え歩いてみてください。

◇さはらん◇

※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。
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※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年イノシシも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)

※長靴、双眼鏡、クマ鈴、傘をレンタルしています。料金等の詳細はお問い合わせください。

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