2016年10月20日秋元・中津川渓谷探勝路
今日は、裏磐梯パークボランティアの方々と一緒に秋元・中津川渓谷探勝路を歩いてきました。裏磐梯ビジターセンター正午の気温は17.1℃と、秋らしい気候でした。
このコースはほぼ平坦ですが、途中にはぬかるみが多いため、防水性のトレッキングシューズで歩くことをおすすめします。帽子や飲み物、クマ対策としてクマ鈴も持って行きましょう。
探勝路の入り口まで続く秋元湖サイクリングロードは、狭くて蛇行している道です。対向車や歩行者に十分注意して運転しましょう。
↓探勝路の入り口は、中津川が秋元湖に注ぐ河口付近にあります。ここから川をさかのぼるように、川沿いのコースを歩いて行きます。
↓探勝路の様子。途中には、倒木やぬかるみがあります。頭上や足元に注意して進みましょう。
↓ミズナラのドングリがたくさん落ちていました。
↓クロモジの葉がきれいなレモンイエローに染まっていました。
↓ところどころホオノキやトチノキの落ち葉にびっしりと覆われた場所も。ガサガサ・バリバリという足音を聞きながら歩くのが楽しいです。
↓ヤマブドウの実がなっていました。秋の山のごちそうです。
↓川岸の巨岩には、「方状節理」と呼ばれる安山岩の規則正しい四角い割れ目の構造が見られます。独特の形が目を引きます。
↓岩のトンネルを抜けると、写真映えのする美しい景色が見られるスポットに着きます。川岸の岩石の明るい灰色と、紅葉の赤や黄色のコントラストが実に見事です!
中津川渓谷は、紅葉の名所の多い裏磐梯のなかでも、随一の名所として知られる場所です。ピークはもう少し先かと思われますが、10月20日現在でも、この時期ならではの美しい景色を楽しむことができました。紅葉の絶景を見に、ぜひ秋元・中津川渓谷探勝路を歩いてみてください!
◇はるるん◇
※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシやサルも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、当センターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)