磐梯山(裏磐梯登山口)
9月17日に、裏磐梯地区のパークボランティアさんと裏磐梯登山口(裏磐梯スキー場)から磐梯山を登ってきました。
幸い、雨には降られませんでしたが、冷たい風が強く吹き付け、とても冷え込みました。
体温調節のできる長袖の服装で、レインウェア、帽子、タオル、飲料水、行動食、クマ鈴などの装備を準備しましょう。
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裏磐梯登山口
裏磐梯スキー場
ゲレンデを登ります。
ガレ場・川上登山口コースとの分岐
ふり返って撮影した写真になります。(写真中央方面に進んでいくと、裏磐梯登山口にたどり着きます)
黄色いトラロープが目印です。
登山道の様子
急な坂道に鉄の手すりが整備されています。厚手のゴム手袋などがあると手が錆臭くならずに済みます。
火口壁周辺
風と濃霧により、景色は見られず…
猪苗代登山口コースとの分岐
今回は見逃してしまいましたので過去の写真を、
看板は少し離れたところにあり分かりにくいです。
写真左側の道が裏磐梯登山口、川上登山口方面、
右側の道が猪苗代登山口方面です。
弘法清水
近くに山小屋があります。
今回は弘法清水をゴールとしましたので山頂へは行きませんでした。
八方台口との分岐
写真右側(人が映っている方)が裏磐梯登山口方面
写真左側が八方台口の方面です。
銅沼(あかぬま)
独特な色を呈する美しい沼です。五色沼湖沼群の源流といわれています。
晴れていれば周りをぐるっと磐梯山の火口壁に囲われ、大迫力のパノラマを見ることができます。
裏磐梯スキー場ゲレンデトップからの景色
ゴール直前でだんだんと晴れてきました。
写真左側の湖は桧原湖です。
磐梯山の植物
磐梯山一帯は国立公園の「特別保護地区」に指定されており植物や土石の採取・損傷は法律により禁止されています。
エゾリンドウ(リンドウ科)
アカモノ(ツツジ科)
シラタマノキ(ツツジ科)
コバノフユイチゴ(バラ科)
なんとまだ実が残っていました。
ノブキ(フキ科)
ツバメオオト(ユリ科)
宝石のラピスラズリの様です。
熟すと黒くなってしまうので、この時期限定の色です。
ヒロハテンナンショウ(サトイモ科)
実の塊の、上の方から赤く熟しているようです。
イタドリ(タデ科)
種ができていました。種の周りのはねで種を遠くまで運ぶようです。
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ここ数日の裏磐梯はかなり冷え込んでおり、他地域からお越しになる方は、その温度差に驚かれることもよくあります。
更に冷え込む登山の際は、低体温症対策等の、入念な準備をお忘れなく。
◇なかじま◇