小野川不動滝探勝路

1月23日にスノーシューをはいて、
環境省アクティブレンジャーさんとともに小野川不動滝へ行ってきました!
夏の清涼感とはまた違う、冬の美しい滝もまた魅力的です。

*1月29日〜31日にかけて大雪となっていますので、積雪によりトレースがない可能性があります。
天候を確認し、無理のない行動計画・装備を準備しましょう。



アクセス

地図(印刷はこちら)

積雪のため、アクセス可能な入り口は鳥居のある入口(A)の坂下からのみとなります。
(路肩除雪スペースは2台程度駐車可能)
*滝から(B)(C)方面へは雪崩のため行くことができない状況でした。滝を見て折り返しましょう。




入り口
まずは、1mほどある雪の壁をよじ登ります!


埋もれたカーブミラー
積雪の高さが伺えます。緩やかな坂を5分ほど歩きます。

埋もれた鳥居
今年は鳥居がくぐれないほど、相当量の雪積があります。


探勝路の様子
トレース(前に歩いた人の道)がしっかりついています。


分岐
石畳の階段(雪に埋もれて見えないので、急な坂になっています)を登り切り、右に進みます。


倒木
折れた木が斜めに引っかかっていました。くぐりぬけて通行可能です。頭上注意!


小野川不動滝前の橋
積雪で橋の欄干が見えません。通行の際は転落しないよう十分注意してください。


小野川不動滝
滝の左右端が凍りついて、うっすら青く見えました。




雪上の昆虫(カワゲラのなかま)
1cmほどの小さな昆虫です。この探勝路で探してみると、あちこちで見つかります。
詳しくは裏磐梯だよりNo.107「雪上昆虫(ユキムシ)」の記事をどうぞ→リンク


ウサギ(トウホクノウサギ)の足跡
硬い雪の上に残された足跡だと、このように肉球の形がわかります。


冬芽
ある枝だけ、葉や花になる芽を覆って保護するうろこ状の小片、芽鱗(がりん)が外れていました。
(樹種については調査中です)



今年は例年と比べると積雪が多く、スノーシュートレッキングを満喫できるコンディションでした。
夏は滝まで往復40分ほどのお手軽な探勝路ですが、冬は倍の往復1時間半ほどかけて歩きます。
(携帯のキャリアによっては)携帯の電波が通じない探勝路です。
十分に防寒装備を整え、複数人で安全な散策を楽しみましょう。

◇たかしま◇