小野川不動滝探勝路

昨日のお昼過ぎに小野川不動滝探勝路を歩いてきました。
ここ数日、雪が降らなかったので、トレースをたどっていけば長靴でも歩けましたが、トレースを少しでも外すと雪を踏み抜いて足が埋まります。スノーシューを利用するのがおすすめです。
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出発前の準備

手袋や帽子、ジャケットなどの防寒を忘れないようにしましょう。暖かい飲み物や、軽食もあるとよいでしょう。案内板や道は、雪に埋もれています。基本的には前に歩いた人のトレース(踏み跡)をたどっていきますが、正規の道でないところまでトレースが伸びている場合があります。

入り口の目印看板ですが、ほとんどが雪に埋もれていました。
(この看板を左に曲がって坂を登ると駐車場がありますが、冬期は積雪があり利用できません)
道路沿いの除雪されているスペースに駐車し、歩いて坂を登ります。

入口の案内看板


臨時駐車場
3台ほど駐車できるスペースがあります


入り口
斜面になっています。車の往来に注意しましょう。

探勝路の様子


探勝路の入口
鳥居をくぐってスタートです(頭上注意です)。



探勝路の様子
前に歩いた人の踏み跡(トレース)をたどっていきます。
時々別の方向にトレースが伸びていることがありますが、迷わない自信のある方以外は、太いトレースを進むといいでしょう。


石畳の階段があった場所
階段は完全に雪に埋まっていました。杉林を突っ切るように登っていきましょう。      
杉林を過ぎると、道に突き当たります。小野川不動滝へ行くには右側(北東)に進みます。


滝の目の前の橋
欄干が埋まるくらい雪が積もっています。落ちないように気を付けましょう。


小野川不動滝
滝の両脇の凍ったところが、青く染まっているように見えます。このことから、この時期の小野川不動滝は、別名「ブルーフォール」と呼ばれます。

小野川不動滝新探勝路(橋の向こうに続く道)は雪が積もると、どこが道なのか分かりにくいので危険です。
冬から春先ににかけて積雪しているときは、通らないようにしてください。来た道を戻りましょう。

探勝路・道路沿いで見られた生き物


トチノキの冬芽


ニホンノウサギの足跡
大きな後ろ足の跡が小さな前足の跡のまえにつきます。

雪があると生き物の足跡を観察できたり、普段は入れない場所にスノーシューを履いて入っていくことができたりと、普段とはまた違った方法で自然を楽しむことができます。
みなさんも、天気の良い日にスノーシューを履いて、自然散策に出かけてみませんか?
前日・当日の天気予報を事前に確認し、無理のない散策コースをご検討ください。
裏磐梯ビジターセンターでは、スノーシューをレンタルしています。

◇なかじま◇