雄国せせらぎ探勝路

10月17日に雄国せせらぎ探勝路を歩き雄国沼湿原と雄国山へ行ってきました。
ルートについては、「雄国せせらぎ探勝路」をご覧ください。
自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます。

探勝路の様子


探勝路入口
雄子沢駐車場から裏磐梯側に少し戻ったところにあります。クマに注意の看板があります。クマ鈴やホイッスル、撃退スプレーの携行などクマ除け対策をして歩いてください



所々、岩や木の根が露出していて歩きにくいので、トレッキングシューズや運動靴などしっかりした靴で歩いてください



探勝路の前半は太いブナがたくさんあります。下の画像は、「ブナ太郎」と呼ばれているこの探勝路で一番太い老木です。入口から約800m地点の斜面下側に立っています。


探勝路の後半はとてもきれいな若いブナの林の中を歩きます。


雄国山・雄国沼分岐
入口から3kmの地点、雄国沼(休憩舎まで約5分)は右へ、雄国山(山頂まで約30分)は左へ。


休憩舎手前の水場


雄国沼休憩舎
ログハウス風の素敵な小屋です。雨や風の時にとても助かります。チップ制のトイレがありますので、ご利用の際はご協力ください。

雄国沼湿原の様子


木道の改修工事
昨年度から3年間かけて木道の改修工事が行われていて、今年度は湿原の奥までは歩くことができません。また、10月23日(月)はヘリコプター作業があるため、木道利用が全面禁止になります。詳しくはこちらをご覧ください。


草紅葉の雄国沼湿原
大きな画像はこちらをご覧ください。

雄国山の様子

山頂手前からの雄国沼
大きな画像はこちらをご覧ください。


雄国山頂
山頂には標識、三角点、展望台がありますが、展望台は老朽化のため使用禁止です。天気が良いと会津平、飯豊山、吾妻山、安達太良山、磐梯山などの展望が広がります。


山頂からの吾妻連峰

探勝路で見られた植物(果実)

ヤマブドウ(ブドウ科)


ツルウメモドキ(ニシキギ科)


カンボク(ガマズミ科)


コマユミ(ニシキギ科)


ズミ(バラ科)



雄国せせらぎ探勝路はブナやミズナラなどが多いので、「紅葉」ではなく「黄葉」を楽しむことになります。当日は生憎の天気でしたが探勝路を覆いつくす落ち葉を踏みしめながら秋を十分に満喫できました。コシアブラ、ツタウルシ、ヤマブドウ、カエデなどの落ち葉を同定しながら色や形を楽しむのもお薦めです。

◇はが◇