イエローフォール
今日は、磐梯山の爆裂火口にある黄色い氷瀑、イエローフォールを見に行きました。
自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます。
出発準備
必ず防雪・防寒対策(スノーシュー、レインウェア、防寒着、帽子、手袋など)を行ってください。
温かい飲み物や行動食なども準備しましょう。
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イエローフォールまでの道のり
イエローフォールまで決まった道はありません。
踏み跡(トレース)を頼りに進みますが、降雪や風の影響で消えてしまっていたり、ほかの場所に向かうトレースが乱立している場合もあります。
道に迷う可能性がありますので、地元のガイドさんと一緒に歩くことをおすすめします。
裏磐梯登山口から、裏磐梯スキー場のゲレンデを登り、イエローフォールを目指します。
途中までは、裏磐梯スキー場のリフトを使って登ることが出来ます(山頂往復券 ¥1,500)。
二つ目のリフトを下りた地点からの眺望
少し雲がかかっていますが、素晴らしい眺望でした。左奥の雪原は桧原湖です。
トレッキングコース入口の看板
ここからスタートです。スノーシューはここで履きましょう(リフトはスノーシューを履いて乗れません)。
銅沼(あかぬま)
林内を迂回するのが確実ですが、銅沼が凍っていれば、上を歩いて渡ることができます。ところどころ氷の薄い場所がありますので、必ずトレースの上をたどりましょう。
火口壁から立ち昇る噴気
磐梯山が活火山である証拠です。硫黄のにおいが漂っています(ガスに注意!)。
イエローフォール
去年よりも色の濃い、黄金の氷瀑が出来上がっていました。シーズンはまだまだ続きますので、さらに大きく、黄色くなってくれることを期待します。
青っぽい氷瀑
イエローフォールの近くには青みを帯びた氷瀑もありました。
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生き物たちの様子
ツルウメモドキ(ニシキギ科)
ヤシャブシ(カバノキ科)
一枚目が雌花序(雌花の集まり)、二枚目が雄花序(雄花の集まり)です。
ウリハダカエデ(ムクロジ科)
樹皮がウリのような模様をしています。
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裏磐梯ビジターセンターでは、スノーシューレンタルをご利用いただけます。
みなさんも、天気の良い日にスノーシューを履いて、自然散策に出かけてみませんか?
(前日・当日の天気予報を事前に確認し、無理のない散策コースをご検討ください)
◇なかじま◇