磐梯山(八方台ー裏磐梯)

先月、5月23日に磐梯山の山開き前の点検登山があり、参加してきましたので、その時の様子を遅ればせながらご紹介したいと思います。
八方台登山口スタート、弘法清水から爆裂火口を周って、裏磐梯登山口(裏磐梯スキー場)に下山するルートで登山をしてきました。

場所によってはぬかるみもありました。防水性の登山靴+ゲータースパッツがあると良いでしょう。
体温調節のできる長袖の服装で、レインウェア、帽子、タオル、飲料水、行動食、クマ鈴などの装備を準備しましょう。

八方台登山口


八方台登山口入り口
トイレは八方台駐車場にしかありません。


中の湯跡
うっすら硫化水素の匂いが立ち込めています。


弘法清水
山頂手前に山小屋があります。


磐梯山山頂手前
岩が大きく急な上りになります。浮いている石にも十分注意しましょう。
今回は弘法清水をゴールとしましたので山頂へは行きませんでした。

裏磐梯登山口


猪苗代登山口コースとの分岐
写真に写っているのは猪苗代登山口まで見回りをするグループです。
裏磐梯登山口へは左側の道を進みます。


案内の標記
時折、道案内の標記があります。川上登山口と書いてあるものが多いですが、川上との分岐まではこの表記に従って大丈夫です。


火口壁
荒々しくも美しい景色です。


登山道の様子
急な坂道に鉄の手すりが整備されています。厚手のゴム手袋などがあると手が錆臭くならずに済みます。


ガレ場
目印を頼りに進んでいきます。迷いやすいので気を付けましょう。


川上登山口コースとの分岐
左側を進みます。


裏磐梯スキー場
ゲレンデを下ってゴールです。

磐梯山の植物

磐梯山一帯は国立公園の「特別保護地区」に指定されており植物や土石の採取・損傷は法律により禁止されています。

時間がたってしまったので、今現在咲いているお花とは差異があるかもしれません。


ミヤマスミレ(スミレ科)


イワカガミ(イワウメ科)


サンカヨウ(メギ科)
雨にぬれると花弁が透明になることで有名なお花です。


アズマギク(キク科)


ミヤマキンバイ(バラ科)


タカネザクラ(バラ科)
一般にミネザクラと呼ばれることの多いサクラです。

あいにくの雨でしたが、そのおかげで透明になりかけのサンカヨウが見られました。悪天候の中の林内は、滑ったり、低体温症の危険があったりと、注意すべきことがたくさんありますので、準備は念入りに!

◇なかじま◇