小野川不動滝

8月28日、小野川不動滝探勝路を歩いてきました。
うだるような暑さもようやく終わり(9月の残暑が厳しくないことを願います)、快適に歩くことができました。
自然情報は、こちらのPDFからもご覧になれます。




入口の案内看板(7月の写真)
グランデコリゾート方面に小野川湖沿いを車で走っていくと、「小野川不動滝」への案内看板が見えてきます。
この看板を左に曲がって坂を登って行きます。その先に駐車場があるので、そこに車を停めましょう。

探勝路の様子



探勝路の入口
鳥居をくぐってスタートです。
クマ鈴・ラジオ・ホイッスルなど音が出るものを携帯しましょう。
クマに対して人間の存在をアピールし、遭遇しないよう対策を行ってください。



探勝路の様子
平坦な道を少し進み、143段の石畳の階段(スタッフ調べ)を登ります。


探勝路の様子
階段を登りきると分岐で、看板があります。
ここを右側に進みます。(左側に進むと小野川湖畔探勝路の入口につきますが、この探勝路は橋が流されたため現在は入れません)


小さな社
進んでいくと小さな社が見えてきます。

小野川不動滝
小野川湖にそそいでいる小野川の不動滝です。夏に訪れれば清涼感満点です!



今回は、不動滝を越えて、もう少しだけ進んでみました。
こちらは小野川不動滝新探勝路と呼ばれている探勝路になります。

小野川不動滝新探勝路の様子
こちらの道はカラマツ林のなかを歩きます。
木材搬出に利用されていたトロッコの軌道敷跡の道なので、平坦で歩きやすいです。




小野川不動滝新探勝路の様子
しばらく進むと伐採作業が行われ、開けた場所に出ます。
近くに分岐があり、まっすぐ行くとグランデコリゾート方面に向かう道に進みますが、木道破損のため、通行止めとなっています。


分岐を右に進み、山道を下っていくと、道路沿いの入口につきます(7月の写真)。
今回は分岐で引き返し、同じ道を歩きました。



探勝路・道路沿いで見られた生き物


ツリフネソウ( ツリフネソウ 科)



ホシホウジャク(スズメガ科)
昼間に飛び回り、ホバリングしながら長い口を伸ばして吸蜜する蛾の仲間です。
ホウジャクガ(蜂雀蛾)ですが蜂や雀というよりも、
ハチドリ(海外に生息する小さい鳥)に似た動きで、忙しそうに花から花へ移動していました。


アケボノソウ(リンドウ科)



サケ・マスの仲間?
不動滝の橋の下、一瞬だけ魚の姿が見えました。ヤマメでしょうか?



ミヤマイラクサ(イラクサ科)
茎や葉に刺があり、刺さると痛いので注意。



クマ鈴だけでなく、数分置きにホイッスルを吹く・手をたたいて音すのを意識して歩きました。
ツキノワグマ以外にもサルやイノシシなど、野生動物の生息地にお邪魔していることを理解しましょう。
野生動物とばったり出遭わないよう対策を行い、楽しく散策してください。

◇たかしま◇