イエローフォール
今日はイエローフォールに行ってきました。
ビジターセンター正午の気温は-2.0℃、天気は晴れでした。
スノーシュー、上下レインウェア、防寒着、帽子、手袋などの防雪・防寒対策は必ずおこない、
温かい飲み物や行動食なども準備するようにしましょう。
イエローフォールまで決まった道はありません。道に迷ったりする可能性があるので、地元のガイドさんと
一緒に歩くのをおすすめします。
金~月曜日は、裏磐梯スキー場のリフトを利用して、ゲレンデを登ることができます。
スキー場の営業日につきましては、事前の確認をお願いします。
↓リフトを2本乗り継いだところからスタートです。
↓最初は銅沼を目指して森の中を歩きます。
今日はトレースがありましたが、雪が降ったり、風の影響を受けたりすると消えてしまいます。
しばらく歩くと銅沼に到着です。
↓夏とは違い、雪が積もり真っ白です。
↓一部凍っていないところもありました。踏み抜きには注意しましょう。
↓ふと火口壁を見上げると噴気が立ち上っていました。
有毒ガスも一部含まれるので、あまり近づかないようにしてください。
↓噴気が出ているところを過ぎると、大きな岩がゴロゴロしているところを通ります。
これからもっと雪が積もり岩が隠れてしまうと、岩の場所がわからなくなり、
踏み抜く危険性があります。ご注意ください。
そこから更に進むと、ようやくイエローフォールに到着です。
火山性の物質が溶け込んだ赤茶色の水が凍ることでこのような姿になるそうです。
↓イエローフォール
↓リフト乗り場まで戻ってくると結氷した桧原湖が迎えてくれました。
↓歩いている最中には動物の足跡をいくつも見ることができました。
↓他にも目を引く真っ赤な実もありました。
イエローフォールを見るためには、十分な装備や準備が必要になります。
ですがイエローフォールだけではなく、小磐梯の崩壊カルデラ壁や、動物の痕跡や白に映える彩りなど
様々な楽しみがあります。
不安を感じる方は地元のガイドさんと一緒に、冬にしか楽しめない景色を満喫してみてください。
◇さはらん◇
※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。まだ冬眠していない可能性があります。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。 どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)
※長靴、クマ鈴、スノーシューをレンタルしています。料金等の詳細はお問い合わせください。