冬の裏磐梯④(磐梯山(猪苗代登山口))
3月8日、ミネロスキー場から磐梯山に登ってきました。
ゲレンデトップからトレースがしっかりできていてかんじきやスノーシューなし(つぼ足)で歩くことができます。
この日は気温が高かったので、弘法清水までは雪がざけ(溶けてザラメ状になる)ていましたが、弘法清水から山頂までは雪が固く締まりアイゼンがよくききました。
リフトは3月21日まで運行する予定です。詳しくはこちらをご覧ください。
自然情報はこちらのPDFからもご覧いただけます。(普段この時期は案内していない場所になります)
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ルート図
今回はミネロ第1と第4リフトを乗り継いで一気に標高1250m地点まで上がりました。
リフトのチケット購入時、インフォメーション(チケット)カウンターに「登山届」を提出して、下山後はその旨を伝えてください。
登山道の様子
赤埴山頂手前の尾根筋は土と岩が露出しています。
赤埴山からの磐梯山・沼ノ平・櫛ヶ峰
大きな画像はこちらをご覧ください。
トレースがしっかりついてつぼ足でもほとんど沈みません。雪が緩んでいるところでは踏み抜きに注意!
沼ノ平からの磐梯山東壁
櫛ヶ峰との鞍部~黄金清水は雪がありません。
黄金清水の急斜面を上ると雪が締まってきました。
弘法清水からの磐梯山
弘法清水から上はトレースの雪が固く締まりアイゼンがよくききます。
頂上の磐梯神社の祠
山頂からの猪苗代湖 この日は遠くが霞んでしまい残念(涙)
山頂からの猫魔ヶ岳・雄国沼
弘法清水の上からの裏磐梯方面
弘法清水からの櫛ヶ峰 沼ノ平を歩いていると、櫛ヶ峰からの落石の音が頻繁に聞こえてきました。
国体コース(第4リフト)の周辺の立派なブナ林
今回の最大の発見は、国体コース(第4リフト沿いのゲレンデ)周辺に立派なブナ林が広がっていることでした。下山の際、ぜひ林間が広く明るいブナ林の中を歩いてみてください。ブナの根開けが始まりました。春が近づいています。
第1リフト終点(国体コースの下)から下は、残念ながらスギやマツなど針葉樹や細い雑木で林間が密になるので、ゲレンデの端を歩いてください。
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3月になり雪が沈んで歩きやすくなっています。しかし、朝夕は凍って滑りやすくなることもあるので、アイゼンなどがあったほうが安心です。
天気に恵まれたときの山頂からの景色は本当に素晴らしいものです。猪苗代湖、那須連峰、会津盆地、博士山、飯豊連峰、雄国沼、裏磐梯、吾妻連峰、安達太良連峰、川桁山…と360°の大パノラマが広がります。
しかし、悪天候なら厳しい冬山になります。また、平坦な沼ノ平でホワイトアウトすればルートファインディングはとても難しいです。事前に天気や積雪などの情報を確認し、万が一に備えた装備・服装で安全に登山してください。
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