2016年10月21日五色沼自然探勝路
10月も下旬になり、朝晩はかなり冷え込んできました。
そのおかげか、ここ数日で一気に紅葉が進んだように思います。
秋晴れの中、五色沼自然探勝路を散策しました。
正午の気温は11.9℃と、風があると寒さを感じるほどでした。
特に朝晩は冷え込みますので、防寒着は必須です。
ケガ対策や雨対策などで防水性のトレッキングシューズや上下のレインウェア、帽子なども準備しましょう。
保温性の水筒に温かい飲み物を入れていくのも良いでしょう。
↓探勝路は秋らしい雰囲気です。
↓柳沼対岸のヤマウルシが真っ赤です。
↓青沼はとてもキレイで、カメラマンがたくさんいました。
↓るり沼はあまり見えませんでしたが、周りのモミジが印象的でした。
↓るり沼から見た磐梯山を拡大してみると・・・おや、白いです。(雪ではないようです。)
↓弁天沼の透き通る水色、赤く染まった簗部山、標高2000m前後の山が連なる吾妻連峰と、この景色は抜群に良かったです。
↓みどろ沼もキレイでした。
↓赤沼対岸のヤマウルシもキレイで、沼の色とのコントラストも良かったです。
↓毘沙門沼の展望もいつ見ても良いものです。
さて、自然情報です。
今は何といっても紅葉ですね。
しかし、今年は赤よりもオレンジや黄色がよく目立つように思います。
同じ種類の木でも、その個体によってかなり色が違います。
同じ個体でも、1枚1枚の色が違ってきますので、それらを見比べてみるのも面白いですよ。
↓下の2枚はヤマウルシですが、色が全然違うのが分かると思います。もっと真っ赤に染まってる個体もありました。
↓ホオノキは黄色くなっており、真ん中には芽が出ていました。
↓柳沼にはツルウメモドキの実がありました。
↓毘沙門沼周辺で1粒だけアキグミの実を見つけました。ぜひこの1粒を探してみてください。
今は沼の色と紅葉の両方が楽しめる絶好の時期ですので、時間に余裕を持ってぜひ見にいってください。
◇ろっぴ◇
※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)
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