雄国せせらぎ探勝路
今年の裏磐梯は雪解けが進むのが早く、探勝路の様子が例年のGWとはずいぶん違います。
昨日(4月25日)、探勝路のようすを見に行ってきました。
ルートについては、「雄国せせらぎ探勝路」をご覧ください。
自然情報はこちらのPDFからも、ご覧いただけます。
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探勝路の様子
探勝路の大部分は乾燥しています。岩や木の根が露出している箇所も多いので、運動靴やトレッキングシューズなどで歩くことをおすすめします。
雄国沼休憩舎まで1kmの指導標の先から雄国山と休憩舎の分岐までの約500mの区間は残雪があり、水たまりやぬかるみがあります。休憩舎から雄国沼湿原の間も所々残雪やぬかるみがありますが、こちらは歩くのに邪魔にはなりません。
休憩舎手前の沢を渡るところは、雪の壁を越えなくてはなりません。
雄国沼休憩舎 チップ制のトイレがあります。ご協力ください。
昨年度から3ヶ年計画で始まった雄国沼湿原の木道の改修工事で、新しくなった木道。詳細はこちらをご覧ください。
雄国沼湿原からの猫魔ヶ岳
雄国沼湿原からの雄国山と西大巓
探勝の沿いの植物
ブナ(ブナ科) 芽吹きにはまだ時間がかかりそうです。
キクザキイチゲ(キンポウゲ科)
スプリング・エフェメラルの1つ。今回の巡視では、この花以外はまだ咲いていませんでした。白花より青花の方が断然多かったです。
トチノキ(ムクロジ科) 冬芽が開き始めました。
リュウキンカ(キンポウゲ科)
雄国沼湿原の入口付近に数株だけ咲いていました。
雄国沼湿原の入口付近では、コバイケイソウ(ユリ科)とニッコウキスゲ(ゼンテイカ、ススキノキ科)の葉が伸び始めました。
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この時期に残雪がほとんどないということに驚きます。しかし、木々の芽吹き前で花もなく、春を感じて歩くには少し早いようでした。
春になるということはクマも冬眠から目覚めるということです。クマ鈴やホイッスル、撃退スプレーなどのクマ対策を忘れずにしてください。
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