2016年4月18日小野川不動滝探勝路
曇り空のなか小野川不動滝探勝路を歩いてきました。
ビジターセンター正午の気温は12.5℃でした。寒さは緩んできましたが、風が強く肌寒さを感じました。
探勝路には雪は残っていませんが、途中倒木が探勝路を遮っていたり、木道が破損していたりする箇所もあり、足元には十分注意が必要です。
トレッキングシューズと帽子、防寒着、飲み物、クマ鈴等をしっかり準備した上での散策をおすすめします。
↓倒木が探勝路を遮っている箇所があります。
↓木道が破損している箇所もあります。
さて、ここからは自然情報です。
↓探勝路に入ってすぐの湿地には、ミズバショウがたくさん咲いていました。
↓そしてついに小野川不動滝に着きました。初めて見る小野川不動滝は迫力満点でした。滝のすぐ下に立つと、流れ落ちる水の力強さに圧倒されました。
↓樹皮に張り付いていた地衣類。まるでクモの巣のような緻密なつくりに、しばらく見入ってしまいました。
↓何かの巣を発見。近くでトビがつがいで飛んでいたので、トビのものかもしれません。
↓ヒミズモグラの死体がありました。死体が見つかることもめずらしいですが、もし生きている姿を見られたらとてもラッキーです。発見した際には、ぜひビジターセンターにご一報ください。
↓落ちていたカラマツの枝には、花芽が芽吹いていました。ころんと丸いライトグリーンの輝きに初々しさを感じます。
裏磐梯にも、新緑の季節が少しずつ近づいて来ている気配を感じます。紅葉にも負けないカラフルな新しい芽吹きの季節のはじまりを、ぜひ裏磐梯で体感してみてはいかがでしょうか?
◇はるるん◇
※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの棲息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に棲息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)