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クロサンショウウオ
両生類有尾目サンショウウオ科
雪解けの後、成体が産卵に集まり、水中の枯れ枝などに卵嚢(らんのう)を産み付ける。
白い卵嚢はアケビに似た形で、水面から見ても目立つ。
繁殖期以外の成体は落葉、倒木、岩の下などに潜み、小型の昆虫などを食べる。
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バンダイハコネサンショウウオ
両生類有尾目サンショウウオ科
今までハコネサンショウウオの東北地方南部個体群とされていたが、2014年にタダミハコネサンショウウオとともに新種として記載された。
現在、ハコネサンショウウオは地域や体型、産卵時期の違いなどで6種に分けられる。
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アズマヒキガエル
両生類無尾目ヒキガエル科
生息範囲は広く、海岸から高山まで広範囲に及ぶ。
危険を感じると眼の後ろの耳腺(じせん)から毒液(ブフォトキシン)を分泌して身を守る。
天敵のヤマカガシはアズマヒキガエルを捕食し、毒成分を体内に蓄積して利用する。
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ヒガシニホントカゲ
爬虫類有鱗目トカゲ科
北海道・本州・四国・九州と周辺の島に生息する。津島・伊豆半島には生息しない。
ずんぐりした体型となめらかな鱗が特徴。
幼体は黒い体に5本の黄色い線が入り、尾が光沢のある青色だが、成体になると明るい茶色になる。