2017年1月13日五色沼自然探勝路
今日は、雪の降るなか五色沼自然探勝路を歩いてきました。
裏磐梯ビジターセンター正午の気温は-1.9℃でした。
探勝路の積雪は50~80センチほどで、十分スノーシューを履いて歩ける状態です。防雪・防寒対策のため、服装は上下レインウェア、スパッツ、帽子、手袋、ネックウォーマーなどを身に着けて歩きましょう。温かい飲み物なども準備するとよいでしょう。
↓探勝路の看板が雪で埋まり、迷いやすくなっています。ガイドさんと一緒に歩くことをおすすめします。
↓木道も雪で完全に覆われています。とくに沼の近くの木道を歩く際には、沼に落ちないよう真ん中を歩き、踏み抜きにも注意しましょう。
↓探勝路の様子。積雪が増え、スノーシューでもすいすいとはいかないところもありました。
探勝路を歩いていると、何度か木からの落雪もありました。頭上の状況にも目を配りながら歩きましょう。
では、今日の五色沼湖沼群の様子を紹介します。
「雪化粧」という言葉がありますが、雪の白粉(おしろい)が氷とともに見事に沼を引き立ててくれています。
↓柳沼
↓青沼
↓るり沼
↓弁天沼
↓竜沼
↓みどろ沼
↓赤沼
↓毘沙門沼
毘沙門沼では、たくさんの水鳥たちを観察することができます。
↓そっと近づかないと、一斉にお尻を向けて泳いでいってしまうのですが、一生懸命な後ろ姿にも可愛らしさを感じます。
今日は歩いている人もおらず、静かな五色沼自然探勝路でした。静寂のなか、沼の幻想的な冬景色に浸ってみるのも素敵ですよ。
◇はるるん◇
※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシやサルも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、当センターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)