2016年5月27日毘沙門沼周辺
今日は小雨が止みはじめたころ、曇り空のなか毘沙門沼周辺を歩いてきました。
裏磐梯ビジターセンターの正午の外気温は16.3℃と、散策にはちょうどよい気候でした。
探勝路には、雨の影響で所々水たまりやぬかるみが見られました。地面にはり出した木の根の上など、滑りやすい箇所もありますので、足元には十分注意して歩きましょう。
トレッキングシューズと帽子、飲み物、クマ鈴等をしっかり準備した上での散策をおすすめします。また、天候の変化にいつでも対応できるよう、上下のレインウエアを常備して散策にのぞみましょう。
↓水たまりや滑りやすい箇所に注意して進みましょう。
↓ウルシも目立つようになりました。触らないように気をつけましょう。また、長袖・長ズボンでの散策をおすすめします。
さて、自然情報です。
↓今日の毘沙門沼は、こんな色でした。
↓ベニバナイチヤクソウが見ごろを迎えています。
↓タニウツギもあちらこちらで満開です。下からのぞくと、光で透けた淡いピンク色がきれいでした。
↓高貴な雰囲気を漂わせるギンラン。
↓葉の上にウンモンテントウがいました。山地のテントウムシとして知られていますが、何を食べているのかわからない謎に包まれたテントウムシでもあります。
今はちょうど暑くなる前の散策におすすめの時期です。緑の深まりを感じながら、毘沙門沼周辺を歩いてみてはいかがでしょう?
◇はるるん◇
※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの棲息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に棲息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)