毘沙門沼の様子(1/25)

1/25土曜日に「スノーシュー体験イベント」を実施しましたので、その様子をお伝えします!


五色沼入口観光プラザからスタート

生き物の様子



トウホクノウサギ(ウサギ科)
夜行性のためあまり見られない生き物も、冬に痕跡だけなら簡単に見つけることができます。(上:足跡/下:食痕(枝の先をかみちぎった跡))


ニホンリス(リス科)
小さな4つの点がつく足跡です。後足が少し大きい方で、駆け足の時は、後足が前足よりも前に出ます。(進行方向が写真右から左です)
ウサギも同じような走り方をします。


ウサギとキツネの足跡
足跡が横並びになっていました。
ウサギが逃げている様子ではないので、ついていた足跡を歩いて追いかけている様子でしょうか?


オオバン(クイナ科)
水に潜って水草などを食べます。この個体は潜っては食べを繰り返していました。


カワウ(ウ科)
流木にとまって休んでいます。潜水の名人で魚などを捕らえます。

今回は野鳥観察をメインにスノーシュートレッキングを行いました。
観察できた野鳥は他にも、マガモ、ホシハジロ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、エナガ、コゲラ、アオゲラ、猛禽類(種不明)が見られました。


タラノキ(ウコギ科)
大きな葉痕(ようこん)が目立ちます。鋭いとげに注意が必要です。


イワガラミ(アジサイ科)


オニドコロ(ヤマノイモ科)
毒を持ちます。山芋(自然薯)の仲間です。

雲のすき間から磐梯山が顔をのぞかせていました。

最近は天気の良い日が続き、雪も硬く締まっています。トレース跡(先に歩いた人の踏み跡)をたどっていけば、つぼ足(スノーシューを付けない)でも歩けそうですが、時折、つぼ足の人が柔らかい雪を踏みぬいた跡が見られました。やっぱりスノーシューで歩くのがよさそうです。

また、新雪がしばらく積もっていませんので、道ではないところに伸びたトレース跡も残っています。初めての方はガイドさんを頼むのも良いでしょう。

◇なかじま◇