2016年12月17日毘沙門沼周辺
昨夜遅くからの雪で、裏磐梯は一気に40~50センチの積雪となりました。裏磐梯ビジターセンター正午の気温は、-0.5℃でした。
今日は、いよいよスノーシューを履いて歩けるようになりました。ただ一部、積雪が十分でないところもあり、脱いで歩くのがよい場所もあります。尚、スノーシューなしの状態(トレッキングシューズ+スパッツ、長靴)でも、なんとか歩いて行ける程度ではありますが、今後の状況によってはスノーシューが必須になることも考えられます。服装は、上下レインウェアで散策しましょう。
また、これから積雪がさらに増え、看板などが雪に埋まると、夏とは状況が異なり迷いやすくなります。ガイドさんと一緒に歩くことをおすすめします。
沼の近くの木道を歩く際には、沼に落ちないように探勝路の真ん中を歩くようにしましょう。
裏磐梯はツキノワグマの生息域です。まだ冬ごもりしていないツキノワグマもいるようです。クマ鈴を持って歩きましょう。
今日の探勝路の様子を紹介します。
↓木道。
↓ここでは、長靴で膝近くまで埋まりました。
↓東園地。
次に、自然情報です。
↓いつものカラマツ林も、雪の魔法にかかった芸術作品に見えました。
↓オニグルミの冬芽&葉痕。雪がうっすり積もったら、白い毛のアルパカのようです。
↓これは…クリオネ!?
↓純白と深みのある青緑色が織り成す、毘沙門沼の冬景色。
↓展望台から眺めた毘沙門沼は、氷がはっているようでした。
私は今日がスノーシューデビューでしたが、降りたての雪を踏みしめながらの散策は、想像以上に楽しいものでした。冬といえば雪!みなさんも、装備を整えて、ぜひ冬の裏磐梯にお越しください。
◇はるるん◇
※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。
※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)
※12月1日から3月31日まで、開館時間は9:00~16:00となります。
※イベント「わくわく散歩」「スライドトーク」随時受付中!