裏磐梯野鳥の森、桧原・細野パノラマ探勝路

うっすらと日差しが差し込むなか、裏磐梯野鳥の森、桧原細野パノラマ探勝路の様子を見に行きました。
正午のビジターセンターの外気温は13.4℃。歩いていると暑いくらいの気温でした。

出発地点の野鳥の森入り口の駐車場の小屋は閉まっていたため、すぐ脇の雪が山のようになっているところからスノーシューを履いて湿原方面に向かいました。↓

木道は雪に埋まっており、一部木道が見えたところから推定するに1m以上は積雪がありそうです。↓

木道の上らしきところは他の所と比べ盛り上がっています。↓

少し歩くと、地面の近くで飛び回っている夏鳥のクロツグミを発見しました!もう来ていたんですね。でもまだ
さえずりはしていません。↓

皮が剥がれた木も発見しました。木の下にはウサギの糞がたくさん落ちていたことから、ウサギの食跡だと思われます。↓

奥に進んでいくほど雪の盛り上がりがなくなり、自分が木道の上を歩いているのかわからなくなります。川を越えたところで盛り上がりは無くなってしまいました。↓

なにも目印のない雪の上を進んで行くと、ミズバショウがもう咲いていました。春一番の花ですね。
白と黄緑色の姿が可愛らしいです。↓

その後も探索を続け、山の裾までは来ましたが、登り口がわからなかったので野鳥の森入り口の駐車場まで引き返しました。ここで戻る間に見ることの出来た生きものを少し紹介したいと思います。
まずはヤナギの芽、なんだか毛が沢山生えていて暖かそうです。↓

次はシジュウカラ、頭の上で元気に鳴いていました。↓

そしてアオジ。スズメくらいの大きさで、黄色いお腹が特徴です。↓

野鳥の森入り口の駐車場まで戻り、車で桧原・細野パノラマ探勝路の桧原口側の入り口を目指します。入口の看板は雪に埋もれてなく、すぐに発見することができました。↓

しかし、探勝路に入ると道は見えず、また積もった雪の傾斜もきつく、とても歩くことができる状態ではありませんでした。↓

夏鳥のクロツグミやミズバショウを見ることができ、冬から春への移り変わりを感じることができる情報収集となりました。ですが、道は積雪で見えず、雪の下が川や沼になっている場所も多い状態でした。沼や湿原を楽しむには雪解けが進んでからの方がいいかもしれません。

◇さはらん◇

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※裏磐梯では、近年クマだけでなく、イノシシも生息し始めました。十分注意しましょう。 どちらも目撃したら、当センターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)

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